白とグリーンのアレンジメントを作りました。
白が多い中、ところどころに淡いグリーンのお花を配置しています。
もし、このアレンジメントの中に濃いグリーンの葉っぱが入っていないと…
こんなふうに、ふわーっとした印象になってしまいます。
この画像のなかではバラだけが白で、そのほかの花材はライトグリーンなのですが、色の対比がはっきりしません。
さらには、花器も白っぽいので、花器とお花の境もぼやけて、全体的にメリハリのないアレンジメントになってしまいます。
そこで、名脇役の葉が登場。
小さなアクセントが要所要所に加わって、花材それぞれが生きてくる感じがします。
こちらは先ほどのアレンジメントの背面。
真ん中あたりにも1枚葉っぱが入ることで、きりっとした感じになり、前面との雰囲気の違いがわかりやすくなっているかと思います。
ご自分でアレンジメントをお作りになるとき、不要な葉はカットなさることも多いと思います。
が、その不要になった葉は捨てずに是非キープを。
作品を作っていて「なんだか締まらないな」と思ったときに加えると、いい働きをしてくれます。