お客様から「アーティフィシャルフラワーって何でできているんですか」とのご質問をいただくことがあります。

できあがった作品の画像ではなかなかわかりづらいですよね。

そこで、ぐっと近寄って撮影してみました。

 

花びらの部分はポリエステルなどの布でできているものが多いです。

中には、2種類を組み合わせたものもあります。

このポインセチアは1枚1枚皺まで加工されている上、布の豪華な雰囲気が加わるので、クリスマスのデコレーションにぴったりです。

さて、1枚目のローズの画像をよく見ると、ちょっとほつれている部分があるのがわかります。

このローズは仕入れたばかりのものですが、どの商品も少しはこういった部分があります。

布製なので仕方ないのですが、このままでは忍びないので、きれいに補修してからお客様にお渡ししています。

その点、ほつれを気にせずに使えるのがポリウレタン製のお花。

触ると柔らかく、ハリがあって、表面には細かい細工が施されています。

本物のカラーリリーのようにリアルですよね。

一方、珍しく、ちょっと硬いのが、こちらのアネモネ。

触ると手が切れそうにも見えますが、そんなことはなく^^、他のお花と同じように扱えます。

 

造花には数え切れないほどの種類がありますが、高品質なものはホテルやデパートのディスプレイにも使用されています。

機会があったら、作品全体をご覧になった後、是非お花に近づいてみてください。

花びらの品質やそれぞれの花の形の美しさも、ご堪能いただけると思います。